●テーマ:地球温暖化がもたらすもの
●ターゲット:自動車メーカー、電力会社などの環境対策部署、担当者
●マーケティング:
昨今、各企業が環境に配慮した製品・商品作りや生産過程で出る廃棄物の軽減などを実行するのが当然と受け止められる時代になりました。また、それに伴う企業イメージの確立は各企業とも急務となっています。しかしながら、実際に温暖化がもたらせている現状を見て、それを前面に出している企業が多くありません。
自分たちの目で見て、写真を撮り、現状を把握した上で、「自然と企業との共生」を考えて頂くというコンセプトです。
そこで自社の製品が環境にダメージを与えうる企業の部署、担当者に向けて、僭越ながら中立的な立場である旅行会社が音頭を取り環境対策へ向けての現状を把握する事から始めてみませんか?というご提案です。
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※メインコース:ホッキョクグマ
10月中旬〜11月中旬に多くの旅行者がカナダ・マニトバ州のチャーチルへ集まってきます。ここを訪れる旅行者の全ての目的は肉食動物の頂点に君臨するホッキョクグマを観察する事です。彼らの主食はアザラシで、その狩猟のほとんどを凍りついた海氷上で行っています。その為海が凍らなくなる事はそのまま彼らの餌が無くなってしまう事に直結します。近年の温暖化で氷の張るのが一週間遅れると体重が30キロ減ってしまうという研究結果も出ています。
ツアー中にホッキョクグマを見るチャンスを設けるのと同時にチャーチル郊外にある研究機関を訪れホッキョクグマと地球環境がどのように変移しているかを学ぶ事ができます。

※メインコース:立ち枯れの森
ブリティッシュコロンビア州内部には多くの針葉樹林が広がっています。その中でもホープ〜カムループスには松科の木が多く、2005年から2006年にかけて大発生した松食い虫による被害が問題となっています。
この松食い虫は、MOUNTAIN PINE BEETLE と呼ばれ、成虫でも1cm程度の小さな虫ですが木の皮の中に卵を産み羽化した幼虫は木の幹を食べて成長します。例年であればこの幼虫の大半は冬の気温の低さで冬を越せなかったのですが暖冬の為、生きたまま冬を越してしまう幼虫が多くその被害はカナダ全体で920万haに及ぶ調査結果が政府により発表されました。被害を食い止める対策は被害にあった木を伐採し焼却する事ですがその規模があまりにも大きく、即効性のある対策は無いのが現状です。
研究者が出している発表ではこの大発生も今まで地球ができてからのサイクルの1つで必ず森は元の力を取り戻すと言っていますが・・・
延々と広がる立ち枯れした松の木の風景は今後の地球の事を考えさせられます。
●テーマ:世代を超えて残したいもの
●ターゲット:小学生の子供を持つ父親・母親とその子供たち
●マーケティング:
地球温暖化のように地球環境は変化を始めていますが、いかにこのままの自然を後世に残していくかは我々大人の使命でもあると考えられます。そしてその未来を背負う子供たちと一緒にカナダの自然を舞台にした共同体験を通し、その大切さを学ぶというのがコンセプトです。
カナダのアウトドア体験ツアーはそのほとんどが持ち込んだものは全て持ち去る事を前提として考えられており、キャンプ場やその周辺も我々がその場所にお邪魔しているという考え方からいかにその場所を到着した時と同じ状態で次の利用者が使えるようにするか?という事を念頭に置きツアーが催行されています。親子で参加し、父親・母親が自ら率先してその行動を取る事で子供たちにその大切さを教えていくというご提案です。
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※メインコース:圧倒的ワイルドイメージのユーコン川
6月中旬〜9月中旬にかけてユーコン準州のホワイトホース近郊から約120kmを4泊5日かけてカヌーで下るツアーです。出発するとそこはもう大自然の真ん中で到着するまで食糧補給もできなければ、シャワーに入る事もできません。しかしこの区間は全長2000kmに及ぶユーコン川の中でも最も水が綺麗で流れが緩やかなのが特徴です。初心者や子供でも初日の練習を経て十分に漕ぐ事ができる川と言えるでしょう。
ガイドはこの川や野生動物、自然環境を知り尽くしたプロフェッショナルです。また食料や飲料、キャンプ用具一式も全てカヌーに積んで行きますが、それらを料理したり、キャンプ場を決めたり、滞在中の「生活」の全てを任せる事ができるツアーリーダーとしても活躍します。
そんな彼らと一緒に川を旅する事は一生の思い出となると同時に、いかにこの川や自然を愛し大切にしているかを学ぶ事ができます。積極的にガイドと共通の作業をする事でより理解が深まるでしょう。

※メインコース:オルカ(シャチ)を見ながらシーカヤック
ブリティッシュコロンビア州西部の本土とバンクーバー島に挟まれた海峡は静かな入り江が数多く存在し、シーカヤックやヨットセーリングのメッカとして世界的に知られています。その中でもジョンストン海峡と呼ばれるエリアには定住性のオルカが生息していることで知られています。6〜8月のシーズンにはオルカを見ながらシーカヤックをするツアーが催行されています。湖面のような静かな海をパドルし、前方にオルカの潮吹きを見つけると向こうが近づいて来るまで待機します。海面とほぼ同じ位置に座るように漕ぐシーカヤックならではの臨場感は何物にも代えがたいものがあります。
子供をダブルカヤックの前に乗せ、目に入る景色や動物のことを話しながら過ごすキャンプツアーは親子の絆をより一層深めるばかりか、自分で進む方向を決める手伝いを親としてできる事は他のアクティビティーには無いものです。
まだまだ知られていないカナダ西海岸の青緑色の海を舞台にこの貴重なオルカと人間の共存できる場所がいつまでも残ることを祈らずにはいられません。
●テーマ:太古から続く自然と人間のサイクル
●ターゲット:屋久島に行かれる方にお勧めです。
●マーケティング:
ブリティッシュコロンビア州北西部には手付かずの温帯雨林(レインフォレスト)が数多く存在します。一歩森に足を踏み入れるとふかふかの苔が広がり杉やトウヒの巨木を目の当たりにすることができます。そしてこれらの森が他の場所と決定的に違うのはサーモンの遡上による森全体の成長が挙げられます。8〜10月のシーズンになるとサーモンが遡上しそのサーモンを熊や白頭ワシが食べます。森に引き上げて食べたサーモンの死骸はやがて腐り、森全体の養分となり木々は生長していきます。雨が降りその養分たっぷりの水分は川から海に注ぎ、プランクトンを育む海を作ります。
そしてそれを小魚が食べ、その小魚をサーモンや大型魚が食べ、そのサイクルは繰り返されるのです。 もう1つの特徴はこれらの海岸沿いに続く森を生活の場としてきた先住民たちの存在です。杉の木を命の木として大切に利用してきた彼らは生活に必要になるほとんどのものを杉から得ていました。そしてそれを有効利用する手段を彼らから学ぶことは同時に限られた資源をどのような考え方で次世代に残していくかを学ぶことでもあります。
同時にこのエリアでも保護されていない場所では多くの森林伐採が行われその多くは日本へと出荷されています。
2つの局面を見ることでより深く自然と我々人間との係わり合いを考えるきっかけになる事でしょう。
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※メインコース:世界文化遺産 アンソニー島のトーテムポール
カナダ北西部海岸に浮かぶクイーンシャーロット諸島はハイダ族と呼ばれる先住民が昔から暮らしていました。144の島々からなるこの諸島をボートでめぐり樹齢1000年近い巨木や回遊してくるクジラなどの海洋生物を見て、現地に暮らすハイダ族の人々との交流をすることのできるこの場所は世界中を探しても他の場所ではする事のできない体験が待っています。
日本人との係わり合いも古くからあり、我々と同じモンゴロイドの血を引く彼らの話しを聞くと親戚関係にあるような不思議な気持ちにさせられます。6名乗りの小さなボートで3泊4日のツアーとなります。宿泊場所は静かな海に浮かんだフロートキャビンとアンソニー島の近くにある民宿を利用します。
クジラ:6〜8月
サーモン遡上とブラックベアー:8〜9月